職員の離職や定着の理由とは?厚生労働省「保育士の現状と主な取組」の資料によると、「過去に保育士として就業した者が退職した理由」の中で、最も多かったのが『人間関係』という結果になりました。次いで給料や仕事量など、『労働環境』に対する不満で離職される方が多くいます。園内で一人離職し、人員補充がままならないと、残された職員の業務負担になり、『労働環境』の悪化に繋がります。それによる業務負担で仕事の押し付け合いが発生すれば『人間関係』の悪化にもなり、一人が離職するだけでこうした負の連鎖を招く可能性があるのです。保育士不足という現実もある中、新規で採用しても職場に馴染めず、すぐに離職されてしまうかもしれない…そんな事態を未然に防ぐためには、どんな対策をするとよいのでしょうか。保育士の離職防止のカギは「こまめなコミュニケーション」職員の不満や悩みを解決することが解決に近い対策ですが、そもそも「職員を理解する」ことができているでしょうか?相談や質問にすぐに答えられるような環境を作ることも大切ですが、積極的に職員と会話をして、今、どんなことに不満があるのか、悩んでいるのかを知ることが大切です。とはいえ現場が忙しいと、ゆっくり話す機会を設けられないまま1カ月が経つ…そんなこともあるでしょう。また、信頼関係の構築がなっていないと、話す場は設けられていても職員の「本音」を引き出すことは難しいかもしれません。職員の悩みや不満を察知し、離職改善を行うには、どんなアクションを起こせばいいのでしょうか。ツールを使って職員のコンディションを可視化!職員とゆっくり話す時間がない、会話はできているけど職員がどんなモチベーションでいるかは不透明…そんなときはツールを使って職員のコンディションを可視化しましょう。保育士バンク!パレットでは、職員一人ひとりのエンゲージメントを高めるための機能が充実。職員を理解する「特性」情報や、職場環境や人間関係への悩みや不安を察知できる「コンディション」の管理機能があるので、職員一人ひとりに対する理解が深まり、効果的な組織の構築につながったり、職場環境の整備に役立てられたりします。適切な人員配置、入職後の定着率アップにも活かせますので、少しでも気になった方はお気軽にお問い合わせください!